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井上ひさし なのだソング

 詩を楽しまんとするならば、
 なんでもありでいいならば、
 少し遊んでよいならば、
 そりゃあ子どもがいちばんさ。
 いろんな味つけ楽しむさ。
 ヨーヨー、イエーイ! 

     なのだソング              
 

          井上 ひさし

雄々しくネコは生きるのだ
尾をふるのはもうやめなのだ
失敗おそれてならぬのだ
尻尾を振ってはならぬのだ
女々しくあってはならぬのだ
お目々を高く上げるのだ
凛とネコは暮すのだ
リンと鳴る鈴は外すのだ
獅子を手本に進むのだ
シッシと追われちゃならぬのだ
お恵みなんぞは受けぬのだ
腕組みをしてそっぽ向くのだ
サンマのひらきがなんなのだ
サンマばかりがマンマじゃないのだ
のだのだのだともそうなのだ
それは断然そうなのだ
雄々しくネコは生きるのだ     
ひとりでネコはいきるのだ         
激しくネコは生きるのだ          
堂々ネコは生きるのだ           
きりりとネコはいきるのだ         
なんとかかんとか生きるのだ        
どうやらこうやら生きるのだ        
しょうこりもなく生きるのだ        
出たとこ勝負で生きるのだ         
ちゃっかりぬけぬけ生きるのだ       
破れかぶれで生きるのだ          
いけしゃあしゃあと生きるのだ       
めったやたらに生きるのだ         
決して死んではならぬのだ         
のだのだのだともそうなのだ        
それは断然そうなのだ

 井上 ひさし 「戯曲 十一ぴきのネコ」劇中歌

 【戒め・励まし・教え・諭し】

『 むずかしいことをやさしく
  やさしいことをふかく
  ふかいことをゆかいに
  ゆかいなことをまじめに
  書くこと 』

氏の座右の銘です。

わたしも、あやかって
いつもこれを心掛けようとしています。
たどり着けない、はるかな境地でしょうが・・・・

ハカセ
トラヒゲ
ドン・ガバチョ
サンデー先生
ダンディー
NHKの「ひょっこりひょうたんじま」を見て育った世代のひとりとして、
彼の著作や戯曲には、いつも注目していました。
この詩は、「戯曲 十一ぴきのネコ」の劇中歌だということです。

まあこんな風に、
はげましたい相手を
とにかくあの手この手で
伸ばすことでしょう。
この詩で、
話者はくりかえしネコに対して
人間に言うかのように言っています。

でも、
読者は
なんだか自分に言われているように感じます。
ユーモアたっぷりなので、
以外と素直に受け入れられるのですね。
「草食系男子」「肉食系女子」などと、
世の中全体が様変わりしてきているようですが、
この詩のようにぐいぐいリードされると、
生き方まで力強くなっていきそうな気分になる、
戒め・励まし・教え・諭しではないかなと思います。

〈なのだソング〉ですから
言葉のリズムも大切にされています。
どの行も七五の音でできています。
私は残念ながらこの戯曲の舞台を見ていませんが、
きっと楽しい曲がつけられたことだろうなと想像しています。

小学高学年や中学生だったら、
音楽の授業とかで、
ノリノリのラップにしてもおもしろいでしょうね。
なにせ「はやり」の音楽ですから、ヨー、
子どもは遊びが大好きですから、ヨー、
はげしいビートでいきまっしょ、ヨー、
のだのだのだのだそうなのだ、ヨー、
トシのせいか、どうもうまくいきません。
失礼しました。

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テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

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