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おhら節の風景35

 つわぶきの話

ツワの 一日干しゃ (つわの ひしてぼしゃ) 
豆腐と しめて    (おかべと しめて)
好きな 二才どんと (すきな にせどんと) 
おはら ハァ 
丘登い         (おかのぼい)

【前回のつづき】

「よし、行くぞうっ!」
と、元気が出たので
〈丘登い〉になったのか、
はたまた〈丘登い〉だから
「体力をつけなきゃダメ」
とオゴジョは考えたのか・・・。
そのへんの事情は定かではありませんが、
とにもかくにも、
ツワとおかべの「煮しめ」を食べるわけですから、
まあ、
二人ともそうとう体力がついちゃった、
とんでもなく元気が出ちゃった。
そして、登るべき丘がそこにあった。
そら、行っちゃうぞ!
だい好きな二才どんと、
とことん遺伝子のやりとりを始めるぞぉ―!!
ということです。

キバイヤンセ、お二人さんいつまでもお幸せにね~。

 ところで、ツワは葉っぱにもすごい薬効があるようです。
今は、ほったらかしになってしまって、
荒れるがままという状態になっている里山も多いのですが、
食用にも薬草にも有用なこのツワブキをはじめ、
山にはすごい「お宝」がいっぱい眠っているのです。

まずは、水のこと。
山は命を支える水源池でもあります。
前にも書きましたが、
分厚いシラスの地層をくぐって出てきた南九州の地下水は、
普通の地下水に比べて
四〇倍以上の透明度を誇るということです。
おいしい水資源は、
そのうちガソリンをはるかに凌ぐ「輸出品」として、
タンカーで積み出すようになり、
世界から注目されるかもしれません。

山に棲息する鹿や猪は
「ジビエ料理」の食材です。
鹿や猪は、
今は、農家にただならぬ被害を与えていますが、
古来から「神様からの贈り物」
と讃えられたほどの貴重な食糧でした。
若い狩人(=ハンター)の養成と、
おいしい「鹿肉料理」や「猪肉料理」を提供する場所を
地元に育てるという課題をクリアすれば、
被害も減り山が生きかえることでしょう。

ドクダミは「十薬」とも呼ばれます。
山で採れる薬草に詳しい「プラントハンター」の養成も急務です。

日本有数の製薬会社を抱える富山市は、
何より山深い飛騨地方との交易によって発展した歴史を持ちます。
富山湾で獲れたブリに塩を振って、
その他の海産物といっしょに飛騨地方へ届けます。
その帰りに、
こんどは舟いっぱいに山の幸を積みこみます。
はじめの頃は、焚き木用の木材が中心でした。
やがて軽量で熱効率の良い木炭を運び、
交易がますます盛んになっていきます。
そして、
もっともっと軽量でたいへん高価な薬草を、
どっさり山から運ぶようになり・・・と、
徐々に変遷したのだそうです。
集積した大量の薬草を
精製加工する製薬技術が発展したのも
自然のなりゆきでしょう。
富山の薬は、
やがて全国に販路を広げていきます。
そして、
大企業として発展していきます。

行商人である富山の薬売り
「越中どん」を
「おはら節」の起源とからめて書いた、
最初の項を覚えていらっしゃるでしょうか。

              つづく

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テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

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